仮想通貨Wavesウォレットに謎トークン現る 2019~
ご覧いただきありがとうございます。
Wavesという仮想通貨はWavesプラットフォーム内で個人が手軽に独自のトークンを作成することができます。
かんたんに言えば、自分で作った仮想通貨とWaves間の売り買いが可能となっています。
そんなWavesのウォレット(財布)はウェブ上に存在し自分のアドレス宛に送られたトークン(仮想通貨)がウォレットの中に入って以下の画像のように一覧として羅列されます。
こうした様々なトークンの多くはエアドロップといってトークン発行者のご好意で”欲しい人はアドレスを書いてください!”などと募集があり送られてきたものがほとんどです。
裏を返せば送りたい相手のアドレスさえ分かっていれば任意のトークンを送りつけることも出来てしまい、受け取る側は拒否することが出来ません。
そのため世の中には悪意を持って送られてきたトークンも存在しています。
2018年以前はトークン名がhttps://~~~などから始まるウェブサイトアドレスを連想させる明らかに怪しい名前のトークンが送られて来ていました。
これらの意図はトークン名のアドレスにアクセスさせてその先のサイトでWavesウォレットに入るための鍵となるパスワードを入力させるように仕向けてウォレット内の資産を抜き取ることを目的に送られていました。
対策としてはウォレット内に怪しいトークンが送られてくることは不可避ですが、放っておくことです。何も触らず無視することが被害をなくすとされていました。
しかし2019年に入ってからそれまでのウェブアドレスのような名前の怪しいトークンではなく、いかにも在りそうな名前のトークンが知らぬ間に送られてくるようになりました。どこから送られてくるかもよくわかりません・・。
いつの間にか送られてきていた怪しいとトークンの中で特に怪しいと感じたものを以下に並べてみました。
上から
GWWG
Goldmine
1-st SilverMine
Jewel
Surge
と挙げてみました。
これらのトークンの今のところの特徴は、
①売ったときの金額が比較的高額
②売るために条件を提示している
だと感じています。
例えば、上から2番目のGoldmineというトークンを売ってWavesにしようと試みました。
いつの間にか所有していた全ての5枚を売ろうしたのですが、画像右下にエラーメッセージが表示され最低10枚からでなければ売ることができないと警告が出現しました。
この先は想像ですが、5枚購入して10枚にして売ろうとすると何らかの理由を付けて売ることができず、購入分のWavesを奪われるのではないかと感じています。
追記:
他サイトでの報告の中に売るために5枚購入して10枚にしてから売ろうとすると今度はさらに追加条件が警告されて売れず、Wavesを失ったという報告を確認しました。トークン作成者が売買に条件をつけることができるようになった?ことで生まれた新しい詐欺だと思います。
Wavesウォレットを使用している方、これから作成・使用される方、みなさん気を付けましょう。
まとめとして、怪しいトークンについて、上記に挙げたトークンが全て悪意あるものかは不明ですが見知らぬトークンには気を付けましょう。目先に転がっている利益に見えるものはチャンスでもありますが悪意が潜んでいるかもしれません。
怪しいトークンには原則何もしないこと!
これが詐欺被害を受けないために2019年も大切な考えになってくると思います。
それでは失礼します~。